急病人が出たときの心がけ
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目が充血したり腫れる時
1.目が充血する
目が赤くなるのは、3つのタイプがあります。
まず1つ目は白目の毛細血管が拡張して赤くなる充血で、まぶたの裏側も赤くなります。目やにや流涙が多く、アレルギー性結膜炎や細菌やウイルスの感染が疑われ、他の人に感染させる可能性が高いものもあります。目をさわらないようにして、眼科を受診して下さい。
2つ目は黒目のまわりが一番濃く充血し、周辺に行くにつれて薄くなるものです。これは、角膜や虹彩、強膜(結膜の下の膜)の炎症が原因で起こり、視力障害を伴うこともあります。早めに眼科を受診して下さい。
3つ目は結膜の毛細血管が切れて、結膜の下に出血を起こすための赤みで、血管が拡張するための充血と違ってべったりと赤くなります。原因はいろいろですが、目に物が当たったり、刺さったりする外傷が原因である以外は、あまりあわてなくても心配要らないことが多いです。こすらずそっとして、眼科を受診して下さい。
2.目が腫れる
寝不足や疲労でも起こる症状ですが、病気では、麦粒腫・霰粒腫(ものもらい、めんぼと言われるもの)や結膜炎、目瞼炎、アレルギーなどで起こります。そっと冷やして、眼科を受診して下さい。
3.目やにが出る
目やにには、水っぽい涙のような目やに、黄色っぽい目やに、どろっとした膿のような目やにがあります。結膜やまぶたがウイルスや細菌に感染すると、目やにの量が増えます。目やにから他の人に感染をさせますから、目をさわらないようにして、さわった後にはしっかり手を洗い、タオルうを家族と別々にして下さい。銭湯やプールへ行ってはいけません。内風呂も湯船に浸からず、シャワー浴にして下さい。眼科を受診して下さい。