急病人が出たときの心がけ
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目の痛みや痒みがある時
1.目にごろごろとした異物感を伴う痛みがある
目の中に異物が入ってごろごろと痛い時は、こすらずに、涙を流して自然に異物を外に出すか、水の中で目をパチパチさせてみる、などしてみると異物が取れて、痛みが軽減することがありますが、異物が取れなかったり、取れても痛みや涙が止まらなかったり、充血している時は、そっと目を閉じて安静にし、早めに眼科を受診して下さい。
金属や石の細かい破片などが角膜に刺さると、自分では処置のしようがなく、瞬きとともにだんだん角膜に深くもぐってしまいますので、無理に取り除こうとしないで、そっと目を閉じて、早急に眼科を受診して下さい。
2.目のまわりが痛い
まぶたが痛い時は、まぶたに麦粒腫とか霰粒腫、よく言うものもらいができていることが多いです。しかし、眼球と骨の間や眼球の奥が痛かったり、目を動かすと痛かったりする時は、強膜炎などの眼球の炎症であることがあります。そっと冷やして、眼科を受診して下さい。
3.強い光を浴びた後に目が痛い
溶接の後、スキーや海水浴で強い紫外線を浴びた後、やけどをしたように目が痛くなります。充分に冷やし、目を動かさないようにして、治らない時は眼科を受診して下さい。
4.目が痒い
痒みの原因は、花粉症やアレルギー性結膜炎のようにアレルギー疾患が原因であることが多いですが、細菌やウイルスの感染が原因であることもあります。まやみに手でこすって、眼球を傷つけないようにしましょう。目をこすりすぎると、白目が真っ赤に充血して、水ぶくれのように腫れてきますが、これは花粉や埃・薬品や化粧品など何かに対するアレルギー反応によるものと考えられます。こすらずに、そっと冷やして様子を見てください。少ししてまだ痒み・充血・腫れが残っているようなら、眼科を受診して下さい。