急病人が出たときの心がけ
- ホーム
- 急病人が出たときの心がけ
- 呼吸困難
呼吸困難
年長児の呼吸困難の原因は喘息発作によることが多くみられます。また、乳幼児期では夜間、急に呼吸困難を来す仮性クループという突然、呼吸困難をきたす病気もあります。かぜをひいているときに夜になって、犬のほえるような(オットセイの泣き声のような)咳が出ます。子供が肩で息をし、鎖骨の上とかあばら骨の下を陥凹させるような呼吸があれば呼吸困難をしょうじている状態なので、医師の診察を受けてください。頻回にせきあげしたり、会話ができないとか、泣きわめいたり、あばれるときは、危険な状態です。唇の色や爪の色が青い場合(チアノーゼ:血液中の酸素が足りない状態)も緊急で医師の診察が必要です。ただゼーゼーしているだけで、食欲があったり、すやすや眠っていたり、機嫌が悪くなければあわてることはありませんので、咳き込んで目を覚ましてしまったときなどは、水分を少量づつ・頻回に与えて様子をみてもかまいません。