急病人が出たときの心がけ
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子供の急病に対して日頃から心がける点
まず子供は大人を小さくしたものではありません。子供は、発育途上の固体であり、子供独特の生理機能を持っています。
このことを頭において、子供の急病のときはあわてずに適切な処置をしましょう。
- 乳幼児の体温は時間により、または日により多少変動いたします。体温が37℃を超えていても、37.5℃以下で、元気もよく、食欲もあれば心配がないことが多いと考えてください。
- 暖房および冷房中の部屋でしめ切った環境に乳幼児を長時間おかないようにしてください。室内には自然の風を時々入れましょう。特に赤ちゃんは体温調節機能が充分でないため環境の温度に充分注意しましょう。
- 乳幼児は一般に体温が高めなので、着せすぎもいけません。大人よりも一枚くらい少なめにしましょう。薄着にするのが心配でしたら、一枚着せてそのあと発汗しているようでしたら、着替えてください。
- 子供のいる家庭では急病に対して座薬(解熱剤または鎮吐剤)などを用意しておくことも必要です。
- 乳幼児は手近にあるものを何でも口に運ぶ時期がありますので、タバコ、薬品類、洗剤などの危険なものは、子供の手の届かないところに置くようにしましょう。
誤飲はお母さんが夕食の準備に忙しい夕方に多いとの報告があります。 - 1歳未満の乳児を連れての旅行が、どうしても必要のある時以外はなるべく避けましょう。親の疲れ以上に子供には負担がかかるものです。
- 小児は突然に発病することが多いものです。子供連れでの旅行、盆暮れの里帰りなどのときは環境の変化によるストレスで発病することも多いので、必ず健康保険証を忘れないように心がけましょう。
- 病院で診察を受ける時は、診察前の飲食は避けてください。