胸痛発作（解離性大動脈瘤）

高齢者では、高血圧と動脈硬化症の増加とともに、最近増えつつある病気です。
胸痛は、切り裂くような、突き刺すような激痛で、通常発症のそのときが最も強く、背部や腹部、下肢に放散します。冷汗、失神、ショックを伴い、四肢の脈が触れなくなったり、左右差が生じることがあります。
素早い治療が肝要で、専門的な医療機関への入院治療が必要です。