急病人が出たときの心がけ
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救急医療情報システムの利用法
最も多いのは一酸化炭素中毒です。都市ガスや自動車の排気ガスに多く含まれており、また酸欠状態で不完全燃焼すると、一酸化炭素が多く出てきます。始めは頭痛、めまい、吐き気などですが、そのうちに運動マヒを起してきます。気が付いたときは動けなくなって、窓を開けることもガス栓を止めにゆくこともできなくなりますので注意して下さい。一酸化炭素そのものは無臭です。
発見者はなるべく息を止めて、素早く近くの窓から順に開けてゆきガス栓を閉めます。爆発を防ぐため電気は付けず室外の電源を切りましょう。
初期は吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、四肢の脱力が起こります。重症者は呼吸困難、赤ら顔で血色がよく眠っている様にみえます。より重症化すると意識消失から呼吸停止が起こります。患者を風通しのよい所に移し緊急で救急車を呼び医療機関に運びましょう。